リームについて考えるにあたって外せない「修道院」。
リームの育った修道院は、王都にあります。
名前は決めてません(ぇ) 決めろって? ええと、ええと、ピノ・ドミア修道院(てきとぅw)
王都は治安が良いです。さらにピノ・ドミア修道院はその中でも裕福層の住む立地にあります。
裕福な人ばかりがお参りに来るわけでもないですが、貴族も御用達であるのでちょっと高級感のある(?)神殿です。
えーと、神殿と修道院の違いって何ですか?(聞くなw)
修道院(しゅうどういん、Monastery)とは、キリスト教において修道会の会員がイエス・キリストの精神に倣って祈りと労働のうちに共同生活(修道生活)をするための施設。(By.Wiki)
そうか、修道院って教会に近いような、そんな感じなんですね。
そうするとイメージ違ってきますが。うーむ。じゃあ、神殿でいいですかねぇ。祈法院ってのも考えたんですが。
では、ピノ・ドミア修道院改めピノ・ドミア神殿は。
30人ぐらいの神官と、50人ぐらいの孤児を抱えた神殿です。
治安が良い王都ではスラムもほとんどなく、浮浪児は基本的にいません。貧乏な人はそれなりにいますけれど、貧乏なりに家族で暮らせるので。
ピノ・ドミア神殿にいる孤児は、事故で身寄りがなくなったり、事情により育てられない子だったりなのです。
0歳から15歳まで、読み書きも一般常識も教えてもらえるリッチな場所です。(ま、王都のほとんどの子供は学校に通っていますが)
神殿の手伝いもしています。少なくとも掃除洗濯は子供たちの仕事です。郊外の畑で作物を作ったりもしてます。
15歳になると神官になるか、神殿を出るか、選ばなくてはいけません。
さて、この世界の神官とは?
この世界には宗教がいくつかあります。
真神派(フォーシーズ)、精霊派(エレメンティーズ)、光神派(エンジェラス)、竜神派(ドラグニーズ)
クロムベルク王国は真神派の総本山ルヴィーニアがあることから、真神派が盛んです。
前王が熱心な光神派だったのでちょっとそっちに寄りかけましたが、今の王と王妃が真神派なので。
(ちなみにティナの故郷のランゼイル王国は精霊派が盛んでした。メモ)
この世界には神の力で魔法が使えることが滅多にないので(召喚魔法に近い特殊魔法になる)、神官が全て魔法が使えるわけじゃないです。
たぶん、試験を受けてなるような感じなんだと思います。あとは信心、規律を守れるかなど? 就活みたいなものですね。
そんな場所で育ったリームの将来の夢は?
一番しっくり来るのが魔法士ですかねぇ。父ともからみやすくなりますしねぇ。
しかし神殿を出たい、貴族になるのはイヤ、というのを考えると。
冒険者(名前変えたいw)や青(魔法士の管理組合(?)のようなもの)になりたいとかでしょうかねぇ。
ただでさえ堅苦しい神殿を早く出たいと思っていたのに、貴族の子になるなんてもってのほか!
どこかで働いてお金を貯めて、魔法学校へ行って魔法士になるんだ、と。
……んー、でも魔法学校ってそんなにお金かからない気がしますね。才能に左右されますから、むしろ才能があれば無料でも来てほしいぐらいで。
まぁそんなこたーリームは知らない、と。
神官とは仲が悪く、信心も浅い、やんちゃな子なんでしょうかね、リームは。
それにしてはしっかりものなんですけれども。まわりに縛られるのが嫌いなんでしょうか。
神殿の体質が淀んでいるのかもしれませんね。立地が立地ですしね(ぉ)
お金が払えずに治療魔法をかけてもらえない人に、さっと魔法をかけていく旅の魔法士。
↓
憧れて魔法を習いたがるが、最低限の魔法しか教えてもらえない(小さな子供に教えると悪戯に使うから)
↓
15歳になって神殿を出たら魔法を習うぞ、と決意。
そんな感じですかねぇ。
ティナが魔法を使えると知ったら、教えてもらいたがりそうです。
で、ティナは渋りそうですね。ちゃんとした体系で魔法を知っているわけではないので。
いつ自分が普通でないとボロがでるか分かりませんものねぇ。
世界に満ちるチカラ(名前未定。フィード、とかかな)を、呪文によって捉え動かして様々な現象を引き起こします。
どれだけのチカラを動かせるかは、呪文の種類と、使用者自身の魔力によります。
呪文を虫取り網だとすると、魔力はそれを持って振り回す体力です。
虫取り網(呪文)に穴がなく、大きくしっかしていれば、より多くの周囲のチカラをかき集められます。
虫取り網を大きく早く動かせる体力(魔力)があれば、やはりより多くのチカラをかき集められます。
……これをもうちょっと格好良く言えるようにならないと、作中で説明できないんす(ぉ)
魔力は誰にでも備わっている資質の一種です。
体力に似て、続けざまに使うと疲労してしばらく使えなくなります。
たぶん体の疲労感とは異なる、独特の疲労感があるんだと思います(その説明を考えいw)
ただ体力と違うところは、繰り返し使って訓練しても、あまり最大量が変わりません。筋トレならぬ魔トレはできないのです。
魔力は誰にでも備わっています。しかし、人間はそのほとんどがわずかしか魔力を持ちません。
蝋燭の火、コップ1杯の水、そよ風を操る程度の魔力しか持たない人がほとんどです。
(もちろん、正しい呪文を使わなければ、それらも操ることはできません)
それ以上になると、反比例グラフのごとく急速に人数が減っていきます。
「魔法士」を名乗れるぐらいの魔力の持ち主は、500人に1人ぐらいです。
この魔力の資質が、遺伝するかどうか。
それは非常に迷いどころでして(ぉぃ)
遺伝するとしたら貴族みたいな特権階級ができそうですし、遺伝しない方向がいいかなーとは思っていますw
魔法道具は、事前に呪文を使いチカラをかき集めておき、フタをしておくイメージです。
ほとんどがわずかな魔力を持つので、呪文を使ってフタを開ける程度のことはできるでしょう。
人間以外の種族は時に呪文を使わず魔法のような力を使うことがあります。
それは周囲のチカラをかき集めているのではなく、元々自身が持っている力を使っているのです。
魔力に似て、使いすぎると使えなくなりますが、ゆっくり休めば戻ります。
……ああ、もしかしたら、自然に普段から周囲のチカラを自身に取り込んでいるのかもしれないと、今思いました(ぇ)
世界に満ちるチカラは、結晶化すると虹色をしています。無数の色が美しく絡まる色合いです。
このチカラの源であり、このチカラの流れを管理しているのは、四柱の神のうちのひとり、フィーグ・ラルトです。
虹色の葉を持つ大樹の姿をしています。
この虹色のチカラを吸い上げ、火水地風のチカラに変換しているのが、フィーグ・ラルトの使徒である精霊王です。
大樹の御子と呼ばれています。と、今思いつきました(ぉ)
虹の大樹の枝の差し木から生まれた樹であり、外見は普通の(とてつもなく大きいだけの)樹ですが、樹液が虹色をしています。
この樹液が固まった宝石は精霊石と呼ばれ、超貴重なアイテムです(ぇ)
……ん? 火水地風のチカラに変換って、つまりはどういうことだろう?(ぉぃ)
世界に満ちるのが仮名フィードであるなら、火のチカラ、水のチカラは別にそこらへんにあるわけじゃなく?
いや、きっと火のチカラなどなども世界に満ちているんですけど、魔法では両方扱えるんですよ呪文によって。
むむう、むしろこの火水地風の精霊力を操るのが魔法である、で、たまにそれの大元であるフィードを操る呪文もある、としたほうがいいでしょうか。
フィード→精霊力の変換は、基本的に精霊王しかできない、と。
それでは、フィードはなんのために世界に満ちているのか?
続きはまた今度考えます(ぉ)